英名門の“狙い目”は久保建英と三笘薫 専門メディアが絶賛「悪夢になり得る」「惹きつける」

ロドリゴ高額移籍金を回避へ…“代案”3人を紹介
イングランド1部アーセナルは、今夏の移籍市場でスペイン1部レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWロドリゴの獲得を目指していると報じられている。移籍金が高額になると見られるなか、アーセナル専門サイト「Arsenal Insider」は、「ロドリゴを忘れ、ミケル・アルテタ監督が狙えるより安価なウインガー3人を紹介」との記事を公開。推薦した3選手のうち2選手が森保ジャパンの主力となっている。
今夏、アーセナルの補強ポイントとして指摘されているのが左ウイングだ。アーセナルが獲得を目指しているとされるロドリゴだが、移籍金は7500万ポンド(約148億円)と高額になることが予想されている。フランス代表FWキリアン・エムバペの加入以降、出場機会を十分に得られていないロドリゴにそれだけの金額を支払うべきなのかという議論が起こっている。
そうしたなか、「Arsenal Insider」は、より安価に獲得できる3選手をピックアップ。その3選手とは、スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英、イングランド1部ブレントフォードのFWブライアン・エンベウモ、そしてブライトンの日本代表MF三笘薫の3選手だ。
まず久保については「24歳の日本人ウイングは、レアル・ソシエダのキープレーヤーであり、その年齢にして多くの経験を積んでいる。すでにラ・リーガで195試合に出場して、27得点18アシストを記録した。久保はとてもクリエイティブなプレースタイルであり、MFマルティン・ウーデゴールととても合いそうだ。高いドリブル成功率は、プレミアリーグのDFにとって悪夢になり得る」とし、さらに契約解除金が5000万ポンド(約100億円)に設定されている点も伝えている。
また、三笘については「2022年にブライトンに加入して以降、突出し続けてきた。電撃的なスピードと華麗なフットワークで、プレミアリーグで最も楽しみなウイングの一人となり、88試合の出場で20得点17アシストを記録している。28歳の三笘は移籍市場に出ているウイングのなかではやや年齢が高いが、アーセナルにとって都合よく働くかもしれない。過去に価値が高騰したが、現在は4000万ポンド(約79億円)が現実的な価値と見られている。ロドリゴと比較しても、三笘はより安価な選択肢になり、すでにプレミアリーグでの価値を証明している。安く、結果を出しているというのは、アルテタ監督を惹きつける2つのカギになる要素だ」と伝えた。
日本代表DF冨安健洋との契約を解除したアーセナルは、これまでもMF稲本潤一、FW宮市亮、FW浅野拓磨と多くの日本人選手を獲得してきたが、ポテンシャルを発揮できた選手はいない。去就が注目されている久保と三笘だが、アーセナルが新天地となることはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)