アビスパ福岡はリーグ10戦ぶり白星

　J1リーグは6月15日に第20節の5試合が行われた。柏レイソルは東京ヴェルディに勝利し、2位に浮上。残留争いでは、アルビレックス新潟が最下位の横浜F・マリノスに1-0で勝利し、18位に浮上した。

　柏は前半27分にMF久保藤次郎が先制点を挙げると、アディショナルタイムにはMF小泉佳穂が追加点をマーク。さらに後半アディショナルタイムには日本代表FW細谷真大にもゴールが生まれた。日本代表MF熊坂光希が負傷して初のリーグ戦となったが、東京Vに3-0で完勝。2位に浮上した。

　ホームに横浜FMを迎え撃った新潟は、序盤から主導権を握る展開。なかなかゴールを割れなかったが、後半28分にMFダニーロ・ゴメスが左足ミドルシュートを突き刺し、決勝点をマーク。横浜FCを抜いて、18位に浮上した。

　アビスパ福岡は、アウェーで岡山と対戦。前半から何度も好機を作ると、後半24分にDF安藤智哉が値千金の先制弾。この1点を守り抜き、4月12日の横浜FM戦以来、実にリーグ10戦ぶりの白星を手にした。

　最新の順位表にはファンも反応。19位が横浜FC、最下位が横浜FMと、ともに横浜をホームタウンとする2チームが低迷していることに対し、「横浜2チーム揃って沈んでる…」「地獄の横浜」「マリノス厳しいなぁ」とコメントが並んだ。また後半戦がスタートしたが、いまだ中位は混戦状態。「まだまだ団子だ」「ちょっと連勝続けばトップハーフもありえる」「中位から抜け出したい」という声も寄せられていた。