日本人2選手に「移籍の話ある」 欧州クラブCEOが明言…ステップアップ「させてあげたい」

シント=トロイデンの立石敬之CEO「特に藤田譲瑠チマとか伊藤涼太郎」
ベルギー1部シント=トロイデンVVは6月7日、千葉県八千代市で小学生のサッカー大会「マルハン×シント=トロイデン VV カップ supported byキリンビバレッジ」を開催した。大会ゲストとしてシント=トロイデンの立石敬之CEOも参加。取材に応じ、日本人選手に「移籍の話もちらほらあります」と語った。
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今シーズン日本人選手が7人所属していたシント=トロイデン。オフに突入してFW小森飛絢が浦和レッズ、DF小川諒也が鹿島アントラーズに移籍。立石CEOは「ステップアップする選手もたぶん数名は出ると思います。特に藤田譲瑠チマとか伊藤涼太郎とかあたりは、移籍の話もちらほらあります」と明かした。
特に、昨年7月に行われたパリ五輪でキャプテンを務めた藤田には注目が集まっている。藤田本人も5月のイベント参加時に、「自分はステップアップが必要だと思います」と今夏での移籍を熱望。6月シリーズの日本代表にも招集され、オーストラリア戦ではフル出場するなど、周囲の評価も高まりつつある。
これまでにも遠藤航(リバプール)、冨安健洋(アーセナル)、鈴木彩艶(パルマ)ら、多くの日本人選手をステップアップさせてきたシント=トロイデン。立石CEOも藤田について、「本人はしたいと思っているだろうし、僕らとしてもいい話があれば、させてあげたいなと思っています」と展望を語った。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)
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