天才17歳、浦和戦出場せず?「FIFAに問い合わせ」 移籍金74億円…レアルで参戦の可能性

レアル・マドリードが注目する17歳のフランコ・マスタントゥオノ【写真:Getty Images】
レアル・マドリードが注目する17歳のフランコ・マスタントゥオノ【写真:Getty Images】

リーベルプレートのマスタントゥオノ、クラブW杯にはレアル選手で出場も

 スペイン1部レアル・マドリードはアルゼンチン1部リーベルプレートに所属する17歳の超新星MFフランコ・マスタントゥオノをFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)前に獲得する可能性が浮上しているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じた。

【PR】ABEMA de DAZN、日本代表選手の注目試合を毎節2試合無料生中継!

 マスタントゥオノは6月6日に行われたの2026年北中米W杯予選のチリ代表戦でアルゼンチン代表デビューを果たしたばかりの超逸材。すでにレアルはこの期待の17歳の獲得について、移籍金4500万ユーロ(約74億円)を3回に分けて支払われることでリーベルと合意し、近く正式発表される見通しだったが、加入時期については18歳を迎える今年8月、あるいは2026年1月が予想されていた。

 しかし、マルカ紙によれば、移籍は前倒しとなりマスタントゥオノは現地時間15日にアメリカで開幕するクラブW杯からレアルの選手としてプレーする可能性が浮上しているという。記事では次のように伝えられている。

「当初のアプローチは変更され、マドリードが抱える緊急の課題は中盤にも及んでいる。FIFAに様々な問い合わせを行った結果、8月に18歳になる前でも問題なく大陸を変更できる方法を見つけた。この変更は、これまでにもイタリアやアルゼンチンのパスポートを持つアルゼンチン人選手がヨーロッパでプレーしてきたという前例に基づいている。バルデベバス(レアルの練習場)では、マスタントゥオノがクラブW杯に合わせてチームに合流することで、6年(契約)の長い道のりへの適応を早めると考えている」

 リーベルであれば日本の浦和レッズとの試合でその姿を見ることもできたが、アルゼンチンが生んだ逸材は“白い巨人”の一員としてクラブW杯の舞台に登場することになるのだろうか。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング