日本人がドイツ名門と「交渉中」 最大11億円要求と現地報道…今季11得点で争奪戦へ

キール町野修斗にボルシアMGが本腰か、2027年まで契約を残しているという
今シーズン、ドイツ1部キールでプレーしたFW町野修斗は公式戦34試合に出場して12ゴール3アシストを記録した。クラブが2部降格となったなか、けっしてチャンスが多くあったわけではないが、少ないチャンスを生かして高い決定力を示し、欧州挑戦1年目から5大リーグの一つであるブンデスリーガでも11得点を記録した。
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そうした活躍が認められ、町野には1部のクラブなどからもオファーが来ると見られていたが、日本代表DF板倉滉、FW福田師王も所属するボルシアMGが獲得に本腰を入れているという。衛星放送「Sky」ドイツ版が報じている。
記事では「終わったばかりのシーズン、キールで12ゴールを記録した町野修斗は、多くの関心を集めている。来シーズン、日本人選手がドイツのトップリーグでプレーする可能性は高い。ボルシアMGは関心を強めており、交渉を進めている。町野はキールと2027年まで契約を残している。また、ブンデスリーガ昇格を決めたハンブルガーSVも、この25歳の日本代表に興味を示している。キールはクラブ得点王の町野に600万ユーロ(約9億7000万円)から700万ユーロ(約11億3000万円)を要求しているが、現実的な移籍金は400万ユーロ(約6億5000万円)から500万ユーロ(約8億1000万円)になる見込みだ」と、伝えている。
ドイツ移籍専門サイト「Transfermarkt」では、湘南ベルマーレからキールに移籍した際の市場価値は150万ユーロ(約2億4000万円)だった町野。欧州での1年で評価を倍以上に高めたストライカーは、来シーズン、どこでプレーすることとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)