パリ五輪主将の今夏去就「ステップアップ必要」 英移籍を熱望「25、26歳までに」

イベント出席後に取材対応に応じた
日本サッカー協会(JFA)は5月24日、株式会社クレディセゾンと「夢を叶えるプロジェクト」第一弾として千葉県内でイベントを共催した。イベントに出席した日本代表MF藤田譲瑠チマが自身の去就について語った。
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現在23歳の藤田は東京ヴェルディの下部組織出身でトップチームに昇格した。その後、徳島ヴォルティス、横浜F・マリノスを経て、23年夏にシント=トロイデンへ完全移籍。昨夏行われたパリ五輪ではU-23日本代表の主将としてチームを牽引した。
また、A代表ではワールドカップアジア最終予選の10月シリーズ以降、継続的に招集されており、23日に発表された6月シリーズにも選出。今季は所属するシント=トロイデンで降格圏争いに巻き込まれプレーオフ3に回ったが、なんとか残留を決めた。
海外メディアでは今夏のステップアップも報じられているなか、藤田はイベント後の取材対応で「25、26歳までにプレミアリーグでプレーするのが目標で、やっぱりリーグのステップアップは正直自分には必要だと思います」と言及した。
「代表で戦っていくうえでも、やっぱりベルギーリーグで試合に出ている選手が、リバプールで試合に出ている選手だったり、スポルティングだったり、プレミアに昇格した選手だったりとの評価の対象も違うと思いますし、そういったところで試合に出るためにも、自分はステップアップが必要だと思います。プレミアリーグに行くにあたっても、やっぱりプレミアリーグで、ただ試合に出るだけじゃなくて活躍したいという気持ちがあるので、そのためにもその準備というか、もう1つ強度が高いもう1つすごい選手たちがいるところで戦いたいなと思います」と、自身の展望を明かしている。
今シーズンは苦しむチームで主力としてプレーした藤田。23歳若武者の今夏の去就に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)