FC東京が元日本代表DF室屋成を獲得 5年ぶりの古巣復帰が決定

ドイツのハノーファーで5シーズンプレー
J1のFC東京は5月23日、ドイツ2部ハノーファーを今季限りで退団していた元日本代表DF室屋成を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は以前と同じ2番。2020年夏以来、約5年ぶりの古巣復帰となった。
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クラブを通じ、「帰るべき場所に帰ってきました。ふたたび青赤のユニフォームを着て、素晴らしいファン・サポーターとともにこの東京で戦えることを光栄に思います。東京の歴史の大きな一部になれるよう信念を持って戦います。また味の素スタジアムで会いましょう」とコメントした。
31歳の室屋は、青森山田高、明大を経て2016年にFC東京に正式に加入。同年にはリオデジャネイロ五輪にも出場し、2017年には日本代表にも初選出された。2019年にはリーグのベストイレブンにも選出された。
2020年8月にハノーファーへ移籍。在籍期間中に公式戦100試合超に出場。堅実な守備と正確なクロスで右サイドを支え続け、今季も主力として活躍した。最終戦後にはハノーファー公式X(旧ツイッター)が「5年間を経て、母国・日本へと帰還する予定だ」と、退団とJクラブへの移籍が報告されていた。
室屋をめぐっては国内の他クラブも獲得を目指していたが、本人がFC東京への復帰を強く望んだという。16位と低迷するチームにとって、頼もしい男が帰ってきた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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