川崎・長谷部監督が切実な訴え「選手が壊れてしまう」 過密日程に吐露「大変なスケジュール」

前半32分にFWエリソンが負傷交代
川崎フロンターレは5月21日、延期分のJ1リーグ第13節で浦和レッズと対戦し、2−2で引き分けた。過密日程の中で行われた試合後、長谷部茂利監督は「選手が壊れてしまう」と話した。
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川崎は前半42分に浦和MF中島翔哉に先制点を許したものの、同アディショナルタイムにコーナーキックの流れからFWマルシーニョのゴールで同点に追いつくことに成功。後半41分には華麗なパスワークから最後はMF瀬川祐輔が右足で決めて、勝ち越しに成功。勝利は目前だったが、同アディショナルタイムにFW大久保智明に同点ゴールを許し、2−2で引き分けた。
この試合では前半32分に先発したエリソンが右膝を痛めて途中交代。試合終了間際に浦和DF石原広教が倒れ込む場面もあった。川崎はAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の決勝ラウンドに参加していた影響で、5月11日の鹿島アントラーズ戦から週2試合の過密日程が続いている。
試合後の会見で長谷部監督は「大きな怪我になっていなければいいなという思いです。我々の選手1人、浦和の選手1人、最後倒れてましたね。何があったかはわかりませんが……。まあ、大変なスケジュールを組んでいただいてます。選手が壊れてしまう。どのチームでも壊れていると思うんですけど、選手には頭が上がりません」と切実に訴えた。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)
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