最下位の横浜FMが声明「絶対に残留させます」 今季15戦でわずか1勝…ファンへ謝罪「深くお詫び」

今季わずか1勝で最下位の横浜FM【写真:Noriko NAGANO】
今季わずか1勝で最下位の横浜FM【写真:Noriko NAGANO】

公式サイトで声明を発表

 J1横浜F・マリノスが5月17日、公式サイトにて「ファン・サポーターの皆さまへ」と題した声明を発表した。代表取締役社長の中山昭宏氏が最下位に沈む現状を「非常に重く受け止めております」とした。

 横浜FMは同日にリーグ戦第17節で京都サンガF.C.と対戦し、0-3で完敗。これで2008年のクラブワースト記録と並ぶ、リーグ戦6連敗、10試合勝ちなしとなった。

 試合後にはスタジアム全体からブーイングが浴びせられた。試合が終わりしばらくした後に、中山社長と、西野努スポーツダイレクター(SD)がスタジアムに残ったファン・サポーターの前に訪れていた。中山社長は声明にて、「J1残留に向けて覚悟を持って臨み、目の前の一戦一戦を大事にし、絶対に残留させます」と宣言。「この厳しい状況から抜け出すには、皆さまのお力添えが必要です。これからもともに戦って下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます」とファン・サポーターに共闘を呼びかけた。

 中山昭宏社長の声明は以下のとおり。

「ファン・サポーターの皆さまへ 日頃より、熱い応援を送ってくださるファン・サポーターの皆さまに心より感謝申し上げます。そして、このような結果となっていることに対し、深くお詫び申し上げるとともに、非常に重く受け止めております。2025シーズンのJ1リーグも15試合を終え、現在1勝5分9敗で最下位と非常に苦しい状況が続いておりますが、横浜F・マリノスはこの順位にいることが許されるクラブではありません。Jリーグ開幕から皆さまが大切に築いてきた横浜F・マリノスの歴史と伝統を必ず守る必要があります。

 そのためにも、J1残留に向けて覚悟を持って臨み、目の前の一戦一戦を大事にし、絶対に残留させます。また、そのために必要なことは、クラブとしてすべて取り組んでまいります。そして、クラブがこの厳しい状況から抜け出すには、皆さまのお力添えが必要です。これからもともに戦って下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます。2025年5月17日 横浜マリノス株式会社 代表取締役社長 中山昭宏」

(FOOTBALL ZONE編集部)

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