現地実況も驚愕「なんてことだ」 ゴールガラ空きも…海外日本人が絶体絶命の「ダブルセーブ」

クラブ通算100試合出場を達成したバンクーバー高丘陽平、LAFC戦で好セーブ
アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスは現地時間5月12日に第12節でロサンゼルスFCと対戦し、2-2で引き分けた。GK高丘陽平が圧巻の“ダブルセーブ”でチームを救った。
バンクーバーは2点を先行される苦しい展開となるが、前半26分にFWブレイン・ホワイトのヘディングで1点を返すと、後半にも再びホワイトが決めて追いついた。
すると、2-2で迎えた後半45分に左サイドからのクロスでピンチを迎える。高丘は体を投げ出してシュート性のボールを弾いたが、こぼれ球は相手選手の目の前へ。がら空きとなったゴールへ押し込まれそうになるも、腕を伸ばして間一髪のところでシュートを弾き出した。魂の連続セーブで勝ち越しゴールを許さなかった。クラブ公式Xも「OH. MY. WORD. タカオカのダブルセーブ」と称え、現地実況も「Oh my goodness(なんてことだ)」と叫んだワンシーンだった。
2023年シーズンからバンクーバーでプレーする高丘は今季も開幕から先発出場を続けており、前節のレアル・ソルトレイク戦(2-1)ではクラブ通算100試合出場を達成。ウェスタン・カンファレンスで首位を走るチームに欠かせない守護神として確かな地位を築き上げている。
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