CL起死回生弾の直前にファウル? 接触も笛鳴らず…海外物議「あり得ない」「ファンが確信」

フランチェスコ・アチェルビが同点ゴール決めた直前のプレーが話題【写真:Getty Images】
フランチェスコ・アチェルビが同点ゴール決めた直前のプレーが話題【写真:Getty Images】

インテルがバルセロナとの接戦を制した

 UEFAチャンピオンズリーグ準決勝のインテル対FCバルセロナのセカンドレグが現地時間5月6日に行われた。激しいゴールの奪い合いとなった一戦はインテルが延長戦の末に4-3で勝利を収め、2試合合計スコア7-6で決勝進出となった。

 バルセロナのホームで行われたファーストレグでも3-3とお互いにゴールを重ね合う接戦となっていたこのカード。インテルは前半21分にFWラウタロ・マルティネスが先制ゴールを奪うと、さらにアディショナルタイムにはMFハカン・チャルハノールのPKでリードを広げた。その後、バルセロナの怒涛の反撃を受けて、後半だけで3失点を許して逆転されたものの、後半アディショナルタイム2分にDFデンゼル・ダンフリースのアシストからDFフランチェスコ・アチェルビが同点ゴール。そして延長前半9分、MFダビデ・フラッテージが左足で試合を決めるゴールを挙げ、インテルは2シーズンぶりの決勝進出となった。

 一方、後半アディショナルタイムのインテルの同点弾の場面に関して、SNS上で判定に対するバルセロナファンの嘆きが散見されていたようだ。インテルDFのダンフリースが競り合いの中でバルセロナDFジェラール・マルティンの足を引っ掛けて倒したように見えたが、ファウルのホイッスルは吹かれず。ボールをキープしたダンフリースのクロスから値千金のゴールが生まれている。

 英メディア「GIVE ME SPORT」は「ファウルがあったとファンが確信」見出しを打ち、「ゴールが決まると当然ながら物議を醸した」と言及。「マルティンへの明らかなファウルだ。あり得ない」「なぜマルティンのプレーに対するリプレーが一つもないんだ?」と判定に不満を持つファンの声を伝えていた。バルセロナは優勝した2014-15シーズン以来のファイナルを逃す結果に。悲願のタイトルを求めるファンにとっては受け入れがたいワンシーンだったようだ。

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