パリ五輪世代MFが欧州移籍後初ゴール「予想外」 冷静な左足弾に現地喝采「絶好のタイミング」

CDナシオナルの山田楓喜【写真:Getty Images】
CDナシオナルの山田楓喜【写真:Getty Images】

ナシオナルMF山田楓喜が初ゴール

 ポルトガル1部CDナシオナルは現地時間5月3日、リーグ戦第32節でヴィトーリア・ギマランエスと対戦し1-2で敗れた。ナシオナルMF山田楓喜は途中出場から移籍後初ゴールを決め、現地メディアも称賛している。

 23歳の山田は京都サンガF.C.の下部組織出身で2020年にトップチーム昇格。昨季は東京ヴェルディへ期限付き移籍を果たし活躍し、夏に行われたパリオリンピックのメンバーにも選出された。そして今年の1月にナシオナルへシーズン終了までの期限付き移籍が発表された。

 2そんな山田はここまでリーグ戦11試合2アシストを記録していたなか、ヴィトーリア・ギマランエス戦で後半27分からピッチに立つとその直後の同28分、味方のパスに反応し、左足で合わせてネット右隅に突き刺した。

 ポルトガル移籍後初ゴールとなったが、現地メディア「guimaraes agora」は「守備のミスから、山田楓喜がセンターバックの中央に現れ、単独でボールの方向を変えてそらした」と言及。また「ナシオナルの予想外のゴール。絶好のタイミングで現れた山田楓喜を生かした動きから生まれた」と称賛している。リーグ戦は残り2試合だが、どこまで数字を残せるのか注目だ。

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