19歳逸材が3戦3発の躍動「夏まで隠せる?」 ベルギーで武者修行中の兄に「やっぱり似てる」

今治MF横山夢樹が2ゴール
FC今治は5月3日、J2リーグ第13節でジュビロ磐田と対戦し3-3のドローに終わった。この試合で今治MF横山夢樹が2ゴールを決めたなか、「間違いなく欧州に渡る才能」と反響を呼んでいる。
2005年生まれで19歳の横山夢樹は23年より特別指定選手として今治でプレー。翌年正式にFC今治へと加入し、昨季は1年目ながら29試合6ゴールをマーク。今季は途中出場しかないなかで、磐田戦の前まで3試合1ゴールと昨季ほどの活躍は見せられていなかった。
それでも磐田戦で後半頭から投入されると、0-2とリードを許した同7分にカウンターから抜け出し冷静に流し込んだ。さらに点を取り合い2-3の同16分、ペナルティーエリア内でこぼれ球を拾った横山は左足でシュートを放つと、相手に当たってコースが変わりネットに吸い込まれた。
チームは3-3で終わったなか、2ゴールを決めた横山はこれで3戦3発と好調を維持。ファンからは「J1から引っ張りありそう」「この逸材は夏まで隠せるのか?」「影のU20エース候補」とのコメントや、「兄を見てるようだ」「やっぱり兄に似てるな」「シュートの打ち方が兄そのもの」と、実兄でイングランド3部バーミンガムに昨夏移籍、今冬ベルギー1部ヘンクのリザーブチームに期限付き移籍したFW横山歩夢と比較される声も挙がっていた。
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