中村俊輔の豪快ミドルに英紙感銘 セルティック伝説のFK弾から10年の節目で決めた「衝撃の一撃」

スコットランド紙が、10年前の4月22日に決めたキルマーノック戦の一撃を想起

 ジュビロ磐田の元日本代表MF中村俊輔は、22日の敵地鹿島アントラーズ戦で前半21分にペナルティーエリア外から目の覚めるような強烈ミドルシュートを決めた。英紙「スコティッシュ・サン」は、このゴールが10年前の伝説の一撃を想起させるものだったと絶賛している。

 中村は鹿島を相手に鮮やかなゴールを決めた。相手のクリアボールが自身の目の前にこぼれると、迷わず左足ダイレクトでゴール右隅を狙う。抑えの利いたシュートはクロスバーを叩いてからゴールネットを揺らした。名手GK曽ヶ端準もノーチャンスの鮮烈な一撃。磐田加入後2点目で、流れのなかから奪った最初のゴールとなった。

 かつてスコットランドの名門セルティックで活躍したレフティーが放った輝きを、同国メディアも特集している。「スコティッシュ・サン」紙は、このスーパーミドルがセルティックファンの間で語り草となっている直接FKから、ちょうど10年の節目ということに注目した。

「この38歳はキルマーノック戦の最終盤にFKを決めてから10年後というこの日に、30ヤードの距離から得点した」

 このキルマーノック戦が行われたのが2007年4月22日。この日、当時中村が所属していたセルティックは敵地に乗り込み、リーグタイトルが懸かる一戦に臨んでいた。

 

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