吉田麻也が快挙 “米国に影響を及ぼしたアジアの100人”に選出「一流であることを物語る」

ゴールド・ハウスが毎年5月に選出
米国「ゴールド・ハウス」が現地時間5月1日、2025年のアジア・太平洋地域のリーダー「A100」を発表し、サッカー界から唯一、メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーに所属する元日本代表DF吉田麻也が選ばれた。
ゴールド・ハウスは、アジア・太平洋地域の文化人や芸術家を支援する非営利団体。毎年5月に米国の文化や社会に大きな影響を及ぼしたアジアにゆかりある100人を選定し、「A100」のリストを発表している。
今年のリストでは、すでに殿堂入りしているドジャースの大谷翔平投手は、山本由伸投手、ロバーツ監督、トミー・エドマン内野手らとともに選出。ほかには韓国のボーイズグループ「SEVENTEEN」らが選ばれている。
そんな中、サッカー界からは唯一吉田麻也が選ばれた。2023年夏からLAギャラクシーでプレーする36歳は、2024年は主将に就任。全試合にスタメン出場を果たし、チームを6度目のMLSカップ優勝に導いた。
同団体は吉田の選手としてのキャリアを紹介するとともに、選出理由を説明。「ピッチ外でも、サッカー界への献身的な貢献で、ファンやチームメイトから絶大な信頼と尊敬を集めています。日本からヨーロッパ、そしてアメリカへと続く吉田麻也の歩みは、サッカー界におけるグローバルな影響力を象徴しており、MLSで最も歴史あるクラブであるLAギャラクシーでの活躍は、彼が常に進化し続ける一流選手であることを見事に物語っています」と記した。
LAギャラクシーの公式Xは、練習前に吉田がチームメイトから祝福される映像を公開。日本サッカー界に大きな貢献を果たしてきた元日本代表の主将が、また新たな勲章を加えた。
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