27歳日本人にアーセナルら10クラブ関心 移籍金48億円…現地報道「行く準備ができている」

前田大然に去就に注目
スコットランド1部セルティックでゴールを量産する日本代表FW前田大然がイングランドの10クラブから関心を集めていると現地メディアが報じている。その中には今季のプレミアリーグを制したリバプールやアーセナル、来季昇格するリーズ・ユナイテッドといったクラブが含まれているという。
セルティックで4シーズン目を迎えた今季、前田は公式戦47試合で33得点と大活躍でリーグ制覇に大きく貢献。リーグ年間最優秀選手賞にもノミネートされた。左ウイングが定位置だが、FW古橋亨梧(スタッド・レンヌ)の移籍後にはセンターフォワードとしても起用され、決定力に磨きをかけた。間違いなくセルティックの攻撃に必要不可欠な存在だった。
英メディア「TBR Football」は、今年すでに前田を視察しているというリバプール、アーセナル、チェルシー、トッテナムの強豪を筆頭に、複数のプレミアリーグクラブが前田の獲得に興味を示していると報じた。上記4クラブのほかには、アストン・ビラ、ブレントフォード、フルハム、クリスタル・パレス、ウェストハム、そして2部から昇格が決まっているリーズ・ユナイテッドまで計10クラブの名前が挙がっている。リバプールにはMF遠藤航、アーセナルにはDF冨安健洋、クリスタル・パレスにはMF鎌田大地、リーズにはMF田中碧が所属している。
前田はUEFAチャンピオンズリーグでドイツの名門バイエルン・ミュンヘンからもゴールを決めるなど、欧州でも確かなインパクトを残した。移籍金は2500万ポンド(約48億円)ほどになると見られる。
「この素晴らしいタレントを(ブレンダン・)ロジャーズ監督は手放したくないはずだ。しかし、どのレベルでもゴールに貢献できるであろうこのレフトウイングは、キャリアの全盛期にイングランドに行く準備ができているかもしれない」
日本、ポルトガル、そしてスコットランドでキャリアを積んできた前田は27歳。世界最高峰の舞台であるプレミアリーグへのステップアップに向けて機は熟したか。
(FOOTBALL ZONE編集部)