Jクラブのアジア制覇へ逆風…相手クラブ前会長が1.5億円で“チケット買い取り”とサウジ紙報道

川崎は準決勝でC・ロナウドらを擁するアル・ナスルと対戦する
アジア・チャンピオンズリーグエリートで準決勝に進出している川崎フロンターレだが、文字通り“完全アウェー“で戦うことになるかもしれない。
サウジアラビアのジェッダで行われている決勝ラウンド。準々決勝でアル・サッド(カタール)を延長戦の末に3-2で下した川崎は、日本時間5月1日の午前1時30分から、準決勝でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスル(サウジアラビア)と対戦する。
ただでさえアウェーの環境だが、試合当日はさらなる“圧力”をかけられることになりそうだ。サウジアラビアの日刊紙「Arriyadiyah」は4月29日、アル・ナスルの元会長であるイブラヒム・アル・ムハイディブ氏が、スタンドのチケット代を全額負担すると発表したことを報道。同紙によれば、ムハイディブ氏が400万サウジアラビア・リヤル(約1億5200万円)をチケット代としてクラブに預け、ファンに分配するという。
オンラインチケット販売のプラットフォーム「WeBook」では、この一戦はすでに完売。アジア初制覇を目指す川崎だが、完全アウェーの雰囲気の中で、戦うことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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