Jクラブ同士が中東敵地で連携「譲っていただきました」 アジア制覇への“援軍”に脚光

川崎に届いた”援軍”が話題【写真:Getty Images】
川崎に届いた”援軍”が話題【写真:Getty Images】

横浜FMは準々決勝で敗退していた

 アジア・チャンピオンズリーグエリートの準決勝に進出した川崎フロンターレは現地時間4月28日、クラブの公式Xを更新し、準々決勝で敗退した横浜F・マリノスから食材を提供されたことを報告した。

 川崎は4月26日に行われた準々決勝でアル・サッド(カタール)を延長戦の末に3-2で下し、ベスト4に駒を進めた。準決勝の相手はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、セネガル代表FWサディオ・マネらスター選手を擁するアル・ナスル(サウジアラビア)。準々決勝では、横浜FMに4-1で大勝していた。

 志半ばで帰国することになった横浜FMは今回、長年日本代表の食事を支えてきた西芳照さんがシェフを務めていた。自身のSNSで使わなかった食材を川崎に提供したことを報告していた。川崎の公式XはそのSNSを引用し、「ご好意で使用しなかった食材を譲っていただきました。西シェフ、そして横浜F・マリノスさん、ありがとうございます!!」と綴った。

(画像は川崎フロンターレ公式Xより)
(画像は川崎フロンターレ公式Xより)

 準決勝が行われるのは、日本時間5月1日の午前1時30分。普段はJリーグでしのぎを削るライバルクラブから“援軍”をもらった川崎が、スター軍団に挑む。

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