三笘薫は後半途中から出場

　イングランド1部ブライトンは現地時間4月26日、プレミアリーグ第34節でウェストハムとホームで対戦し、3-2で勝利した。日本代表MF三笘薫は後半18分からピッチに立ち、今季リーグ戦9ゴール目を決めた。

　試合は前半13分、ペナルティエリア手前でボールを受けたMFヤシン・アヤリがワントラップから右足を一閃。綺麗な弧を描いたコントロールショットがゴール右上に突き刺さり、ブライトンが先制した。

　しかし、後半3分に同点に追いつかれると、同37分に攻撃の圧力を強めたウェストハムを止められず、右サイドのクロスからMFトマーシュ・ソーチェクに逆転ゴールを決められてしまう。

　それでも後半44分、ブライトンが左サイドからウェストハム守備陣を揺さぶり、右サイドからの折り返しにゴール前で構えた三笘が反応。ダイビングヘッドで今季リーグ戦9ゴール目を決めて2-2の同点に追いついた。三笘は自身のプレミア最多ゴールを上乗せし、今季公式戦10ゴールと二桁に乗せた。

　そして後半アディショナルタイム、セットプレーの二次攻撃からPA手前でボールを受けたMFカルロス・バレバの圧巻ミドルシュートが決まりブライトンが試合終盤に大逆転。三笘のゴールを皮切りに、ヨーロッパの出場権に望みをつなぐ勝ち点3を掴み取った。