日本代表27歳FWは「すべてを備えている」 43戦30発で名将もベタ褒め…急成長の理由は「学習能力」

セルティックで活躍する前田大然【写真: IMAGO / Alex Todd】
セルティックで活躍する前田大然【写真: IMAGO / Alex Todd】

前田大然は今季公式戦で30得点をマーク

 スコットランド1部セルティックに所属の日本代表FW前田大然について、ブレンダン・ロジャース監督は「学習能力」を絶賛している。地元メディア「グラスゴー・タイムズ」が報じた。

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 今季の公式戦で30ゴールを達成するなど得点力を爆発させている前田だが、日本代表FW古橋亨梧も所属したシーズン前半はサイドでの起用が多かった。古橋が冬の移籍市場でフランス1部レンヌへ移籍した後は、ストライカーとしてプレーする回数が増えている。

 かつてプレミアリーグのリバプールやレスターでも指揮をとったロジャース監督は、前田を高く評価。「彼は仕事の量、激しさ、動きなど、私が中央でプレーするストライカーに求めるすべてを備えている。彼はとても本能的だが、状況を読む力やフィニッシュの技術レベルも向上した」と評しているという。

 また「中央でプレーすれば彼がゴールを決め、さらに他の選手がゴールをできるようにしてくれると感じるだろう。彼はサイドで多くの試合に出場し、そこでも効果的だった。でももちろん、横浜でプレーしていた頃までさかのぼっても、彼は最前線でプレーできると感じている。彼の動き、ペース、技術的な能力だけでなく、プレッシングにおけるハングリー精神も、チームにとって重要なものだ」と、現在の前田がチームにとっての屋台骨になったと感じているようだ。

 それも、ロジャース監督が「とてもコーチングしやすい」と評する学習能力がベースにあるものだという。横浜F・マリノス時代の2021年にJ1の得点王に輝いている前田だが、あらためてストライカーとして輝きを見せている。

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