インザーギ監督、ミラン指揮の重圧を語る 「忍耐が必要」

 

「ベルルスコーニ会長のようにミランを頂点に再び導きたい」

 

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督が今季の指揮官就任から半年を振り返り、名門を率いるプレッシャーについて語った。

 アタランタ戦前日の17日に行われた記者会見に出席したインザーギ監督は「ミランの監督のような立場に立てばスポットライトが当てられることは自然なこと。ベルルスコーニ会長のようにミランを頂点に再び導きたい。それには忍耐が必要となるが」と語った。

 昨季までミランの下部組織を率い、今季からトップチームの監督に就任。メディアの注目はピッチ外にも及び、離婚など私生活の話題も報じられている。大きな重圧がかかる立場にも、インザーギ監督は辛抱強く指揮を執っている。

 現在、ミランは今季18節終了時点で6勝4敗8分け。首位ユベントスとは勝ち点差17も開いている。今季6得点2アシストの日本代表FW本田圭佑はアジアカップ参加のために離脱している上に、コロンビア代表DFクリスティアン・サパタ、イタリア代表DFマッティア・デシリオがいずれも故障。指揮官は「サパタとデシリオが全治2カ月で失うことになるが、クリスマス以前のチームの精神性を見たい」と故障者続出のチームの奮起を期待している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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