ロナウドがハットトリック、レアル初のCL連覇に向け4強進出 バイエルンとの死闘延長4-2勝利

レアルが布陣変更、ロナウドが同点弾

 バイエルンが押し込む展開となるなか、レアルのジダン監督は同19分にFWベンゼマに代えてMFマルコ・アセンシオ、その7分後にはイスコに代えてMFルーカス・バスケスを投入。ロナウドを1トップにする布陣変更を試みた。

 すると同31分、右サイドに流れたMFカゼミーロのアーリークロスに対し、センターバックの裏を取ったロナウドが鮮やかにダイビングヘッド。バイエルン守護神ノイアーの伸ばした手も届かず、レアルが同点弾を奪った。

 しかしその2分後、レアルにとってまさかの事態が起こる。浮き球のパスに反応した途中出場のFWミュラーがトラップミスしたものの、DFセルヒオ・ラモスの足に当たると飛び出したGKナバスとお見合いする形となってゴールラインを超える。バイエルンにとって幸運、レアルにとっては不運な形でのゴール。これによって合計スコアが3-3と全くのタイとなった。

 しかし同38分、今度はバイエルンが苦境に陥る。アセンシオにスライディングタックルを仕掛けたMFビダルがこの日2枚目の警告を受けて退場。バイエルンは第1戦のDFハビ・マルティネスに続いて10人となり、同43分に3人目の交代でレバンドフスキに代えてMFキミッヒを送り込まざるを得なくなった。試合は合計スコア3-3のまま、延長戦へともつれ込んだ。

 

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