ドルトムントのチームバス付近で爆発が起きCL延期 バルトラ手首負傷、CEO「ショックで硬直した」
CLモナコ戦の開始約1時間前に衝撃の一報 試合は12日に延期
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間11日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦で、モナコと本拠地で対戦する予定だったが、スタジアムへ向かうチームバスが爆発に巻き込まれるというアクシデントに見舞われた。これにより試合は現地時間12日の18時45分(日本時間午前1時45分)に延期されることが決まった。
試合開始のおよそ1時間前となる現地時間2時40分頃に衝撃の一報が届いた。ドルトムントは公式ツイッターを通じ、ホテルからスタジアムへ向かうところでチームバスが爆発に巻き込まれたと発表。スペイン代表DFマルク・バルトラが負傷し、病院へ向かったと続報した。
スペイン紙「アス」によれば、バスの近くで起きた爆発は計3回。バルトラは爆発の衝撃で割れた窓ガラスの破片で腕を切ったという。スペイン紙「マルカ」は、手首の手術を受けたと報じている。その他の選手やスタッフに負傷したとの情報は出ていない。
また、ドイツ紙「キッカー」によれば、ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「チームはショックで硬直した」と恐怖体験を振り返っている。
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