負傷離脱中のミランFWが練習合流 本田の2017年リーグ初出場はさらに遠のく?

太ももを痛めていたスソが復活

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、リーグ戦で20試合連続スタメン落ち、2017年に入ってからの出場時間がゼロという苦境に陥っているが、復活に向けたチャンスを手にする機会を逃してしまったのかもしれない。太ももの負傷により戦線離脱していたスソが回復し、4日のチーム練習に完全合流した。

 今季6得点7アシストの活躍で、ミランの右サイドに君臨するスソは、3月4日のキエーボ戦(3-1)で負傷し途中交代。約1カ月間にわたってリハビリを続けてきたが、ついにチームに合流できる状態にまで回復した。

 ミランの公式サイトはエース復活について、「朗報はスソ。太ももの故障で1カ月離脱していたが、復調しており、チームとの練習を再開した」とレポートしている。次節パレルモ戦、そして4月15日のインテルとのミラノダービーで復帰する可能性が高まっている。

 スソは昨年11月のインテル戦で2発を決める活躍を見せており、2-2ドローの立役者となった。ミランにとっては技巧派レフティーの復活は何よりの朗報だが、本田にとっては好ましい状況とは言えない。

 本田はスソ離脱の期間中、出場のチャンスを窺っていたが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の信頼を勝ち取れず、冬の移籍市場で獲得したFWジェラール・デウロフェウ、FWルーカス・オカンポスの両ウインガーの牙城を崩せなかった。

 

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