PSG戦の終盤で2ゴール1アシストの活躍　セレソンでもゴール量産で最速W杯出場

　バルセロナのブラジル代表FWネイマールはクラブ、代表の両方で存在感を放ち、まさに進境著しいとの表現が似合うが、ロシア紙「スポーツ・エクスプレス」のインタビューに応じ、来年のロシア・ワールドカップ（W杯）優勝、そしてバロンドール獲得宣言をしている。

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　ここ数カ月のネイマールの仕事ぶりは圧巻だ。バルサではUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16パリ・サンジェルマン（PSG）との第2戦の試合終盤7分間で2ゴール1アシストの大活躍で第1戦の4点差ビハインドをひっくり返し、セレソンでもゴールを量産。チームを世界最速となるW杯出場へと導いた。また昨夏のリオ五輪では自らのFKで母国に初の金メダルをもたらすなど、その勢いはとどまらない。

「（PSG戦での）6ゴールを決めた瞬間、僕は試合の中でそんな経験をしたことはないよ。ただオリンピックは（母国の初金メダルという）意義もあるから、僕にとって重要な大会だよ」

　こう語ったネイマール。五輪、CL、リーガ、スペイン国王杯とチームで獲得できるタイトルはことごとく手にした印象があるが、「もちろん、僕はブラジルが世界タイトルを獲得することを願っているよ」と本番まで1年以上も前に出場権を獲得したW杯への思いを強くしている。