欧州名門で「疑われていた」 日本代表FWの連係弾が「今夜最高のゴール」現地評に変化

フェイエノールトの上田綺世【写真:Getty Images】
フェイエノールトの上田綺世【写真:Getty Images】

フェイエノールト上田が冷静に今季3得点目

 オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世は現地時間10月19日のリーグ第9節ゴー・アヘッド・イーグルス戦に先発出場し、今季3得点となるゴールを決めた。現地メディアでは「今夜のベストゴールは、得点力を疑われていた上田綺世が決めた」と評価されていた。

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 今季無敗を維持するフェイエノールトが敵地に乗り込んでの一戦。エースFWサンティアゴ・ヒメネスの負傷離脱で3試合連続スタメンに名を連ねた上田は、3点リードの後半13分に2試合連続ゴールとなる追加点のスコアラーとなった。自陣からリズムよくパスをつないで相手陣に攻め込み、最後は右サイドのFWイブラヒム・オスマンからのラストパスを上田が右足で蹴り込んだ。

 フェイエノールトは5-1で快勝を収めたなか、オランダメディア「sportnieuws.nl」は上田が決めたチーム4点目のゴールをこの日のベストゴールとして称賛していた。

「フェイエノールトにとっては非常に楽な夜だった。ハーフタイムの時点で3-0となったが、この夜のベストゴールはここ数週間、得点力を疑われていた上田綺世が決めたものだった。昨季、アルネ・スロット監督(現リバプール)の下で披露したような試合はここまで1試合もなかった。しかし、ゴー・アヘッド・イーグルス戦は見違えたようだった。5-1という結果が素晴らしいだけでなく、彼らは見事な攻撃を見せた。(上田が決めた)4点目は今夜最高のゴールだった」

 自陣からショートパスをつなぎ、相手の守備を崩す様は「ティキ・タカ」と称され、絶賛されていた。ヒメネスの後塵を拝する格好となっていた開幕直後は出番すらも限られていた上田だが、ここ4試合で3得点と好調を維持している。森保ジャパン不動のエースストライカーは所属クラブでゴール量産体制に入ったと言えるだろうか。

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