「2018年W杯に二人はいないかもしれない」 本田&香川の日本代表での苦境を米メディア指摘

「アジアサッカー史上に残る存在」と称賛

 日本代表は23日に敵地UAE戦、28日にホーム・タイ戦とワールドカップ(W杯)アジア最終予選の2連戦を控えているが、ACミランのFW本田圭佑とドルトムントのMF香川真司について、米メディア「FOXスポーツ」が「2018年のW杯に彼ら二人はいないかもしれない」とレポートしている。

 28歳の香川と30歳の本田について「キャリアのピークにある時期だ」とした記事では、これまでの2人のキャリアを紹介している。そして香川が、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、本田がACミランに移籍加入したことについて「これまでにアジアの国から、これだけの権威あるクラブに二人の選手が同時に所属するなどということはなかった」と、二人がアジアサッカー史上に残る存在であると称賛している。

 その一方で、現在の苦境も同時にレポートしている。本田は今季ここまでリーグ戦でスタメンわずか1試合、トータルの出場時間数は100分に満たない。香川もまた、ユナイテッド移籍前のドルトムントでリーグ連覇を果たした当時ほどの活躍を見せられていないとされた。

 そして、日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督による「彼らはクラブでもっとプレーする必要があると言い続けている。ヨーロッパでプレーする我々の選手のうち、80%から90%の選手はプレーしていない」と、クラブで出場機会を失っている状況を快く思っていないことを表明したコメントを紹介し、代表での本田と香川の将来は保証されていないとした。

 

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