「日本人を地に引きずり落とした」 致命的ミス→一発退場…南野への“悪質ファウル”に英注目

バルセロナ戦に出場した南野拓実【写真:ロイター】
バルセロナ戦に出場した南野拓実【写真:ロイター】

モナコがバルセロナに2-1で勝利

 スペイン1部バルセロナは現地時間9月19日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節でASモナコと対戦し、1-2で敗れた。前半10分にDFエリック・ガルシアの一発退場となったことが試合に大きな影響を及ぼしたなか、レッドカードの対象となったMF南野拓実へのタックルに対し、英メディアは「日本人を地に引きずり落とし、退場処分となった」「元リバプールの選手を悪質なファウルで倒した」と取り上げている。

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 バルセロナは今季から新たにハンジ・フリック体制が発足。ラ・リーガでは開幕5戦全勝とロケットスタートを飾り、絶好調をキープしたなかでCLの初戦を迎えたが、開始早々の前半10分に試合の分岐点を迎える。ゴール前でGKテア・シュテーゲンのパスを南野にカットされてピンチを招くと、背後からガルシアがタックルを敢行し、南野はピッチに転倒。主審は最初誤ってイエローカードを提示したが、決定機阻止として改めてレッドカードを提示し、ガルシアに一発退場を命じた。

 その後、モナコが前半16分に先制を許し、バルセロナが同28分に追い付くも、後半26分に決勝点を献上して1-2で敗れた。英メディア「スポーツ・バイブル」は「ガルシアが日本人を地に引きずり落とし、退場処分となった」と取り上げると、英紙「ザ・サン」は「元リバプールの選手を悪質なファウルで倒した。その違反行為はレッドカードに値するものだった」と指摘している。

 バルセロナにとってはバルセロナにとっては手痛い黒星スタートとなったが、モナコは南野の貢献で優勝候補相手に金星を勝ち取ることに成功する結果となった。

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