マンUが香川同僚フンメルス穫りへ 63億円を準備

ドルトムントから主将の引き抜きを画策

 マンチェスター・ユナイテッドがこの冬の移籍市場で、ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスを3500万ポンド(約63億円)の移籍金で獲得する可能性が浮上した。英地元紙デイリー・ミラーが報じている。

 昨夏の移籍市場でDF陣強化のためにフンメルス獲得にオファーを出しながら、獲得に失敗した赤い悪魔が再び動き出した。昨年のブラジルワールドカップ優勝に貢献した26歳のストッパー獲得のために3500万ポンドを用意したという。

 今季大量の故障者を出したマンUのDF陣は現在も離脱者が多い。イングランド代表DFルーク・ショー、アルゼンチン代表DFマルコス・ロホ、ブラジル代表DFラファエルが故障中。最終ラインの補強は急務となっており、二部降格圏に低迷するドルトムントから主将の引き抜きを画策している。

 ルイス・ファン・ハール監督はドルトムントのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン獲得にも動いていると報じられており、主力2人が引き抜かれた場合、低迷するドルトムントと日本代表MF香川真司にとっては大きな痛手となる。

 マンUはフンメルス獲得に失敗した場合にはアトレチコ・マドリードのウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンにターゲットを切り替える方針だという。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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