日本代表MFが示した「82」の圧倒的数字 欧州リーグで2年連続のコンビ弾反響「誇らしい」
今季初ゴールの南野拓実がファンが選ぶMOMに
フランス1部ASモナコは現地時間8月17日、リーグ・アン開幕節のサンテティエンヌ戦で日本代表MF南野拓実が決勝ゴールを挙げ1-0の勝利を収めた。モナコファンが選ぶMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)にも選ばれた南野は昨季もクラブの初得点に絡んでおり、2年連続で最高のスタートを切ったと言える。
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12日に行われたジョアン・ガンペール杯の決勝では、スペイン1部バルセロナを3-0で下し海外でも驚きが広がった。得意のターンなどでバルセロナを翻弄。FWブレール・エンボロの先制弾をアシストした日本人にはスペインメディア「Football Espana」も「南野拓実がバルセロナの守備を切り裂いた」と絶賛の言葉を送った。
好調を維持しつつ迎えたリーグ開幕戦。サンテティエンヌ相手に決定弾を放ったのが南野だった。前半28分、DFヴァンデルソンのロングフィードに抜け出した南野が、前へ出ていたGKの位置を見逃さずループシュートでゴールネットを揺らす。攻守ともに90分間奮闘した南野の活躍もあり、1-0でモナコは初戦勝利を飾った。
モナコ公式サイトでは、ファン投票で決定したこの試合のMOMに南野を選出。「彼のゴールにより、クラブ創立100周年シーズンの理想的なスタートとして、勝ち点3を獲得した」と称賛され、得票率82%の支持を得て選ばれた。SNS上でも「本当に誇らしい」「彼は常にトップにいる」「時止める魔法使い」といった声が寄せられた。
またデータ会社「オプタ」によれば、南野とヴァンデルソンのコンビでシーズン初得点を創り出したのは2シーズン連続となる。2023-24シーズンは、南野のアシストからヴァンデルソンがネットを揺らしていた。
絶妙なループ弾の反響はとどまらず「ちゃんと見てるのが、わかる」「キーパーの諦めっぷりも清々しい」「ネイマールとかがやるそれ」「まさに芸術的なゴール」といったコメントが散見。昨季は9ゴールと二桁得点にあと一歩届かなかった南野だが、早速結果を残した今シーズンにはさらなる期待が懸かっている。