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日本人MFが「1対1で決定的なプレー」 英デビュー戦で電光石火のアシストを監督称賛
鳥栖からバーミンガムに移籍した横山歩夢がデビュー戦でアシストをマーク
イングランド3部バーミンガム・シティに加入したMF横山歩夢は、デビュー戦となった8月17日のリーグ第2節ウィコム・ワンダラーズ戦(3-2)で途中出場から4分後に電光石火のアシストを決めて勝利に貢献した。現地メディアやチームを率いるクリス・デイビス監督も、その活躍を称賛するなど反響は広がっている。
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横山は8月10日にJ1リーグのサガン鳥栖からバーミンガムへの完全移籍が決定したばかりだが、デビュー戦では左サイドから持ち味のドリブルで相手DFを翻弄し、クロスボールでMFルーク・ハリスのゴールを演出してみせた。
バーミンガムには、横山のほかにも元日本代表MF三好康児も所属している。現地メディア「Birmingham Live」は、ウィコム戦で途中出場した2人の日本人選手の活躍に言及している。
「デイビス(監督)は交代選手を投入するのにあまり時間をかけず、65分前に3選手を投入した。最初に起用されたのは三好康児で、この小柄な日本人ウインガーは落ち着きを与えた。そして、彼の同胞である横山歩夢はブルーズが必要としていた迫力とインスピレーションをもたらした」
また、チームを率いるデイビス監督は「我々のプレースタイルは基本的に相手を消耗させるもの。そのためには最後の20分でしっかりと力を発揮する必要がある。そこが我々にとってクリティカルな時間帯だからだ」と、疲れも出てくる試合後半がポイントになることを強調。後半19分から途中出場した横山の突破から得点が生まれたのは、まさに理想的な形とも言える。指揮官は「ヨコ(横山)は相手との1対1で決定的なプレーをした。それが彼に求められていることだった。彼は本当に決定的だったよ」と21歳のMFを手放しで称賛した。
今夏には最上位リーグのプレミアリーグから2部チャンピオンシップ、3部リーグ1まで、多くの日本人選手がイングランドに新天地を求めている。そのなかで横山は加入早々から大きなインパクトを残すことに成功していた。