伊藤洋輝はバイエルン移籍で“優位” 補強ライバル候補と“金額交渉”で溝を現地紙報道
レバークーゼンDFの獲得交渉状況について報道
ドイツ1部シュツットガルトでプレーする日本代表DF伊藤洋輝の同国名門バイエルン・ミュンヘン移籍が実現しようとしている。ドイツ紙「ビルト」のトビ・アルチェッフル記者が自身の公式X(旧ツイッター)に「唯一欠けているのは契約書へのサイン」と投稿するなど、成立は間近の模様。そんななか、現地紙「TZ」は伊藤がディフェンダー補強候補のなかで優位だと伝えている。
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ビッグディールが成立しようとしている。今夏去就について、イングランド1部トッテナムからの関心も報じられてきた伊藤だったが、ここにきてバイエルンが移籍先のポールポジションに。移籍情報に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も「バイエルンは3000万ユーロ(約51億円)の契約解除金を発動することで、シュツットガルトの伊藤洋輝の獲得に近づいている! 選手側でも合意が最終段階」と移籍の成立が秒読み段階であることを明かした。
そんな伊藤の移籍に「TZ」紙も注目。バイエルンのDF補強状況を伝えた。
記事によると、バイエルンでは伊藤に加えイングランド1部チェルシーのDFリーバイ・コルウィル、ドイツ1部レバークーゼンのDFヨナタン・ターと複数の補強候補が浮上。そのうち、ターの獲得交渉を進めていたという。しかし、両クラブ間で移籍金の溝が埋まらず。バイエルンは2000万ユーロ(約34億円)を支払う用意があるのに対し、レバークーゼンは4000万ユーロ(約68億円)を求めたと記事は伝えている。
一方、伊藤の契約解除金とされている額は3000万ユーロ(約51億円)。ブンデスリーガでの実績はさることながら、金額面でも伊藤はバイエルンにとってのニーズを満たす補強候補と言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)