「やめてよ!」 ソシエダ久保、相手MF翻弄の股抜きに菅原脱帽「そんなドリブルすんのぉ!」

ソシエダでプレーする久保建英【写真:徳原隆元】
ソシエダでプレーする久保建英【写真:徳原隆元】

久保が前半に相手MF永井を翻弄

 スペイン1部レアル・ソシエダは5月29日、国立競技場でJ1東京ヴェルディと親善試合で対戦し、2-0で勝利した。右サイドで先発出場した日本代表MF久保建英は後半3分までプレー。前半に相手選手を股抜きしたシーンに、自身初解説を務めた日本代表DF菅原由勢も思わず、「やめてよ!そんなドリブルすんのぉ!」と声を上げた。

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 久保は右サイドからドリブルや正確なスルーパスでチャンスを何度か演出するも、直接得点には絡まず。それでもソシエダは前半終了間際にMFウルコ・ゴンザレスのミドルシュートが決まって先制に成功した。

 1-0でハーフタイムを迎えたなか、久保は後半も引き続きピッチに登場したが、キックオフから2分あまりでMFミケル・ゴティとの交代を告げられた。後半開始直後での交代でボールに触る間もないうちの出来事だっただけに、国立競技場に足を運んだサポーターからは大きな拍手とともに思わずどよめきの声が上がっていた。

 ソシエダは後半アディショナルタイム、途中出場のMFアルセン・ザハリャンが相手守備陣に囲まれながらもグラウンダーのミドルシュートをゴール左に流し込み、試合を決定づける追加点を奪い、2-0で勝利した。

「ABEMA」で解説を務めた日本代表DF菅原は、久保のベストプレーとして、前半に右サイドのタッチライン際で対峙した東京Vの24歳MF永井颯太を股抜きで置き去りにするシーンをチョイス。華麗なフェイントに「やめてよ! そんなドリブルすんのぉ!」と感情移入して嘆き気味の声を上げ、笑いを誘っていた。

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