冨安は「スタメンの定番になる日も遠くない」 今季アーセナルの選手格付けで10位入り

アーセナルの冨安健洋【写真:ロイター】
アーセナルの冨安健洋【写真:ロイター】

今季は怪我がありながら公式戦30試合に出場

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は今季公式戦30試合に出場し、2得点3アシストを記録。シーズン途中に怪我での長期離脱もあったが、プレミアリーグの優勝争いをするチームの中で確かな存在感を示した。現地メディアも「スターティングラインナップの定番になる日も遠くない」と今季の活躍ぶりを高く評価している。

 今季の冨安は開幕直後から主に左サイドバック(SB)としてプレーしながら、負傷者が出た際などは状況に応じて右SBやセンターバックもカバーした。昨年末から3月末にかけて自身もふくらはぎの負傷とアジアカップ参戦によって離脱を余儀なくされたが、終盤戦には復帰し、リーグ戦のラスト5試合はすべて左SBとして先発起用された。

 アーセナル専門メディア「Pain in the Arsenal」は、今季アーセナルのトップチームでプレーした25選手のパワーランキングを公開。冨安は欠場が多かったにもかかわらず、10位に堂々ランクインしていた。

「代表活動による多くの欠場もあったが、冨安は今季のアーセナル選手の中でトップ10に入った。ミケル・アルテタ監督の下で成長を続けており、この調子でいけばスターティングラインナップの定番になる日も遠くないかもしれない」

 左右両サイドに対応でき、今季は持ち前の守備だけでなく攻撃面での貢献度も高かった冨安。現状でもライバルは多く、さらなる補強の噂もあるなかで、冨安はスタメン定着にふさわしい活躍を見せていたと高い評価を受けていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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