遠藤航の飛躍に「驚かなかった」 独時代を知るリバプールOBが認めた日本人MFの才能

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

リバプールOBのハマン氏が遠藤を語る

 イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は昨夏にドイツ1部シュツットガルトから電撃移籍し、シーズン途中からレギュラーに定着。元ドイツ代表でリバプールOBのディートマー・ハマン氏は、ブンデスリーガで実績のある遠藤の活躍を確信していたという。英地元紙「リバプール・エコー」が報じた。

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 遠藤は加入当初はバックアッパーの立ち位置だったが、負傷者が増えてきた昨年末から出場機会を増やし、そのままアンカーのポジションでスタメンに定着した。それまでアンカーを務めていたアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを一列前のポジションで起用できるようになったこともチームの追い風となった。

 新天地への適応には少し時間が掛かったとはいえ、ブンデスリーガ時代から遠藤を知っていたというハマン氏は「彼の活躍には驚いていない」とその活躍は決して予想外ではなかったと語っている。

「彼がやってきた時、必ずしもビッグネームが必要というわけではなかった。1億ポンド(約194億円)を超える(モイセス・)カイセドを獲得できなかったのは不幸中の幸いだったかもしれない。私は彼が素晴らしい選手だということを知っていたからね。彼は苦しんでいたチームをまとめあげた。彼はとても規律的で技術的にも優れ、両足が使える。なにより素晴らしいチームプレーヤーだ。確かにリズムを掴むために数か月かかった。おそらくプレミアリーグのスピードに慣れることだろう。だが、私は驚かなかった。彼は一流の選手だ」

 リバプールは昨夏の移籍市場でエクアドル代表MFモイセス・カイセドやベルギー代表MFロメオ・ラビア(ともにチェルシー)の獲得に動いたが失敗。代わりにやってきた遠藤に対しては懐疑的な声も多かったが、ハマン氏は初めから遠藤の活躍を確信していたようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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