「サラーは見下されている」 元英代表が反論…批判の声に「間違いなくワールドクラス」

リバプールのモハメド・サラー【写真:ロイター】
リバプールのモハメド・サラー【写真:ロイター】

リオ・ファーディナンド氏、サラーへの批判は不当との見解

 イングランド1部リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、5月5日に行われたプレミアリーグ第36節のトッテナム戦で1得点1アシストを記録し、今季18得点10アシストに伸ばしている。近年のパフォーマンスと比較し批判も上がるなか、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、サラーへの指摘は不当との見解を述べている。海外メディア「Sportskeeda」が報じている。

 サラーは直近の8試合で3ゴールしか挙げることができていない。加えて、4月27日のウェストハム戦(2-2)では、ユルゲン・クロップ監督とタッチライン際で口論する場面もあった。

 ファーディナンド氏は、「モー・サラーについて、ひとこと言わせてもらってもいいかな? 私は彼が見下されていると感じている。彼について多くのコメント、話題を見たが、鞭打たれているようだった。だが、そこにはモー・サラーが何年にもわたってワールドクラスだったという話し合いはなかった」と、自身の見解を口にした。

 さらに「もしかしたら今シーズンは、貢献が低かったかもしれない。だが、何年にもわたってリバプールで間違いなくワールドクラスの働きをしてきた。レアル・マドリードがCL決勝(2017-18シーズン)で勝てたのも彼が負傷で退場したからだ。彼が交代するまではリバプールが試合を優位に進めていた。彼がピッチを離れてから、すべてが変わった。彼の数字はチャートからひっくり返っている。理解できないものだ。モー・サラーが見下されていることが信じられない」と、続けた。

 今シーズン、公式戦42試合で25得点14アシストを記録しているサラー。かつてはバロンドールの有力候補に見られていたアタッカーは、再び周囲に自身の力を示すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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