内田不在を嘆くアギーレ監督 「多くのモノをもたらす選手なので残念」

右膝の故障で大会欠場

 日本代表のハビエル・アギーレ監督が、右膝の故障でアジアカップオーストラリア大会のメンバーから外れることになったシャルケDF内田篤人の大会欠場を嘆いた。
 29日にアジア杯に向けた千葉県内で行われた強化合宿初日を終えた、アギーレ監督は内田の離脱について痛恨の表情を浮かべた。
「チームに多くのモノをもたらす選手なので、非常に残念。ただコンディションを考えると、こうせざるを得なかった。代表とシャルケのドクターから休養を与えたほうが良いという助言があった。そして、休養を与えた」
 アギーレ監督と、日本サッカー協会は内田の招集に動いていたが、シャルケ側は右膝に古傷を抱える内田の供出に消極的な方針を打ち出していた。協議を続けていたが、代表チームと、シャルケのドクターが内田のコンディションを精査した結果、内田の右膝の状態から休養の必要性を重視。今回の最終メンバーから外すことを指揮官が最終的に決断した。
 シャルケでUEFAチャンピオンズリーグなど百戦錬磨の経験値を誇る右サイドバックの不在は、アジア杯2連覇を目指す日本代表にとっては改めて大きな痛手となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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