アギーレ監督がアジア杯連覇に自信 「タイトルを守りにいこう」

国内合宿がスタート

 日本代表は29日、連覇が懸かるアジア杯オーストラリア大会に向けて千葉県内で国内合宿をスタートさせた。この日は、3日に合流予定のDF吉田麻也(サウサンプトン)が不在。さらに、GK川島永嗣(スタンダール)は別メニューでの調整となった。
 アギーレジャパンは、年が明けて2日、大会が開催されるオーストラリアへと渡る。初戦のパレスチナ戦(12日・ニューカッスル)を前に、地元クラブのオークランドとの練習試合(4日・セスノック)も予定。ハビエル・アギーレ監督は、まずこの国内合宿でコンディション調整に主眼を置き、練習試合までに選手の体調のばらつきを無くす狙いを明かした。
「選手のフィジカルコンディションを把握したい。バラバラでリーグ戦を終えている。麻也のようにリーグ戦が続いている選手もいる。コンディションを把握することが大切。明日、明後日までにそれをしたい。練習試合のときは同じようなコンディションでやれるようにしたい」
 大会連覇に挑む日本代表を率いる指揮官は「私は日本に来てたくさんの試合を視察してベストの23人を選んだと思っている」と話した。そして、選手たちには、ミーティングでこう語り掛けたという。
「タイトルを守りにいこう」
 アギーレ監督は「準備のための時間もある。相手をリスペクトしなければいけないし、アジアには強いチームもあるが、それはできると思っている」と、2大会連続のアジア制覇への自信を口にした。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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