「トミは多才だ」 冨安健洋の“技巧ドリブル”に海外驚き…ダブルタッチ翻弄話題「三笘のよう」

冨安健洋の足技に注目【写真:Getty Images】
冨安健洋の足技に注目【写真:Getty Images】

CLバイエルン戦のワンシーン反響

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、4月17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝第2戦・ドイツ1部バイエルン・ミュンヘン戦でスタメン出場。攻守両面で安定感際立つパフォーマンスを披露したなか、相手を翻弄した技巧ドリブルシーンに海外から熱視線が注がれている。

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 注目を集めたのは後半7分のワンシーンだ。冨安は左サイドで味方からボールを受けるとドイツ代表MFヨシュア・キミッヒとマッチアップ。その瞬間、左右両足での鋭いダブルタッチで中へカットインし、対峙したキミッヒの前に出て中央へラストパスを送ってみせた。

 FWガブリエウ・マルティネッリへとつながったボールは相手にクリアされてチャンスにはつながらなかったものの、手堅い守備に定評がある冨安の“技巧ドリブル”が話題に。昨年12月3日(プレミアリーグ第14節ウォルバーハンプトン戦/2-1)以来の公式戦スタメン出場で高評価を得たなかで、この場面にも脚光が当てられた。

 SNS上でドリブルシーンを収めた動画が拡散されたことから海外ファンからは驚きの声が続々。「トミは多才だ、彼のプレーに本当の弱点はない」「このプレーは上品」「三笘の動きのようだ」といった反応が並び、最終的にはマルティネッリがボールを失ってしまったことから「トミはマルティネッリよりもドリブルが上手い」との指摘も寄せられた。

 アーセナルはこの試合で0-1と敗戦。2戦合計スコア2-3となり、ベスト8敗退となったものの、冨安は今後へ期待を膨らませる印象を残した。

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