「4人交代」新ルールも…香川に声かからず ドイツ杯16強でドルトムント“攻撃陣序列”が明白に

指揮官が“15人目”として送り込んだのは…

  しかし、トゥヘル監督が“15人目”の選手として送り込んだのは、チャンスを待ち続ける香川ではなく、マインツ時代からの教え子FWシュールレだった。

 3バックを敷き、この日はロイスとデンベレが攻撃的MF、MFヴァイグルとゲレイロが中盤の底に並ぶような布陣で臨んだドルトムント。4人の交代が行われたこの試合でベンチに座り続けたのは、控えGKのヴァイデンフェラーとサイドが主戦場の18歳MFパスラック、そして香川のみ。攻撃陣で香川の序列の低さが浮き彫りとなった。

 これで香川は公式戦3試合連続で出場なし。前半戦は怪我人が続出していたドルトムントだが、ウィンターブレイクを終えて、主力メンバーが徐々に戻りつつある。この激しい競争に巻き込まれている香川はこのまま埋もれてしまうのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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