U-23アジア杯、レッド頻発の異例事態 8試合で7枚…GLで計21枚掲出ペースに

パリ五輪最終予選を兼ねたアジア杯で珍事【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
パリ五輪最終予選を兼ねたアジア杯で珍事【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

パリ五輪最終予選を兼ねたアジア杯で珍事

 パリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップは4月15日にカタールで開幕し、各グループとも第1節が終了した。18日からグループリーグ(GL)第2節が始まるなか、今大会ではレッドカード掲出枚数の多さが際立ち、ここまで計8試合でトータル7枚カウントされる異例事態となっている。

 AFC(アジアサッカー連盟)公式データによると、グループリーグ第1節で掲出されたレッドカードの内訳は、インドネシアの2枚、イラク、日本、ヨルダン、クウェート、ベトナムがそれぞれ1枚。国際大会でここまで頻発するのは極めて異例と言えるだろう。

 今大会ではVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されており、オンフィールド・レビュー(OFR)を経てカード掲出に至る場面が目立つ。18日に行われたベトナム対クウェートでは前半終了間際、ベトナム側が反則を犯したシーンで一度警告が出されながらも、OFRの結果レッドカードへ変わった。

 出場16か国が本大会行きへの「3.5枠」を懸けた戦いがこの先も繰り広げられるなかで、仮に現状のペースが続くとグループ3節(24試合)で計21枚のレッドカードが掲出される計算に。今後の動向にも注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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