日本戦で“複雑心境”も「面白かった」 OB鄭大世氏が見解「ラフプレーはマジいらない」

試合の解説を務めた鄭大世氏【写真:Getty Images】
試合の解説を務めた鄭大世氏【写真:Getty Images】

試合の解説を務める

 日本代表は3月21日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で北朝鮮と対戦。ホーム国立競技場で行われた試合は日本が1-0で勝利したなか、解説を務めた元北朝鮮代表FW鄭大世氏が自身のSNSで試合の感想を語っている。

 日本は前半2分、MF田中碧の電光石火弾で先制。その後は追加点を奪えなかったが、1-0のまま勝利を手にした。一方でリードした展開のなかで、北朝鮮側のラフプレーを受けて日本選手が倒される場面が散見。日本の選手が感情を露わにする場面も見られた。

 こうした背景も踏まえ、試合を中継した日本テレビで解説を務めた鄭大世氏が試合後に自身の公式X(旧ツイッター)を更新。日本とも関りが深い立場の苦労など、試合を総括したコメントを残している。

「もちろん僕の立場では朝鮮代表が勝ったらそりゃ嬉しいですが 川崎F(フロンターレ)の後輩の田中碧が決めてくれたから それはそれで和んでます。12番と17番のラフプレーはマジいらないけど 全体的にマジで面白かったです。おめでとう御座います」

 母国選手のラフプレーに一言物申しながらも、「全体的にマジで面白かった」と試合を楽しんだ様子を明かす。また、そんな鄭大世氏にはSNS上で「両方にリスペクト持った解説でやっぱり鄭大世さん最高」「中立な解説でとても聞きやすかった」「解説聞きやすいし分かりやすい」と賛辞も贈られていた。

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