1部昇格へ、救世主としての期待を自覚

　テネリフェは現在、スペイン2部の6位で、3位から6位までに与えられる昇格プレーオフ進出の権利を争っている。柴崎は自身の特長を「攻撃的な選手なので、攻撃の組み立てやアシストを見せたい」と語っており、「チームが求めているもの（1部昇格）に対して、良いポジションにいるのは知っている。クラブからはリーグ戦は長いものであるし、目標を達成することを望んでいると言われている」と、すでに1部昇格への救世主としての期待を受けていることを話した。

　スペインリーグとはいえ、本拠地のあるテネリフェ島は本土から遠く離れた大西洋上にあり、腰を据えてサッカーに集中する環境としては申し分ない。レアルへのリベンジマッチを果たすためにも、1部昇格の原動力となって来季を迎えたいところだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images