日本代表DFが膝蹴りファウル被害「物議醸した」 海外疑問視「レッドでもおかしくない」

ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでプレーする町田浩樹【写真:Getty Images】
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでプレーする町田浩樹【写真:Getty Images】

ユニオンSG町田浩樹が受けた危険ファウルの波紋拡大

 ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属する日本代表DF町田浩樹が、リーグ第30節ロイヤル・アントワープ戦(1-1)で受けた危険ファウル被害の波紋が拡大。現地メディアはイエロー判定にとどまった審判のジャッジを疑問視している。

 町田は3月17日に行われたアントワープ戦の後半7分、ピッチ手前側のハーフウェーライン付近でボールを競り合った際、相手の右足が喉元付近に直撃した。まともに蹴りを受けた町田はその場に転倒し苦悶。極めて危険性の高いプレーに会場も騒然となった。

 この場面で主審はファウルを犯したDFイェレ・バタイユに対しイエローカードを提示。このジャッジが議論に発展したなかで、ベルギーメディア「lavenir」は「イエローかレッドか? バタイユの町田へのファウルで物議を醸した」と該当シーンに注目している。

 とりわけ、主審の判定には疑問の目が向けられ、同メディアは試合レポートの中で「町田浩樹に対するイェレ・バタイユの喉への一撃はレッドカードでもおかしくないものだった。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)は主審の出したイエローを確認した」と伝えた。

 この場面を巡っては、ベルギー紙「Le Soir」でも「非常に危険なジェスチャー」と報じられるなど、反響が拡大。レッドカードが提示されなかった判定も含めて、波紋を広げているようだ。

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