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ドルトムントCEOは宿敵バイエルンに“憎しみなし” 主力流出続くも「良い関係を築いている」
ヴァツケCEOが「個人的な憎しみはない」と独紙に明かす
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、毎年のように主力選手を宿敵バイエルン・ミュンヘンに引き抜かれているが、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「良い関係を築いていている」と、ドイツ紙「ビルト」のインタビューで語った。
ドルトムントは13年にドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(昨夏ドルトムントに復帰)、14年にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、そして昨夏にはドイツ代表DFマッツ・フンメルスと次々にスター選手をバイエルンへと放出。同国内のライバルでありながら、戦力の供給源となっていた。
選手たちにとっても非常にデリケートな問題のようで、ドルトムントFWピエール=エメリク・オーバメヤンは移籍の噂に話が及んだ際に、「バイエルンには決して行かない。ドルトムントのファンにとって、あまりに辛いことだからね」と強調するほどだった
ドルトムントファンもバイエルンに敵意を向けているが、ヴァツケCEOは「全体としては、我々はバイエルンととても、とても良い関係を築いている」と良好な関係性を強調。また個人的な付き合いとしても、ヴァツケ氏はバイエルンのウリ・ヘーネス会長と懇意にしており、「(バイエルンへ)個人的な憎しみはない」と語った。タイトルを争うライバルとしての敵対心以外に、ピリピリとした緊張関係は存在していないようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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