可視化された今季J1反則ポイント、“圧倒的クリーン”が際立ったクラブは?

反則ポイントに注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
反則ポイントに注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

アビスパ福岡が圧倒的数値を記録

 J1リーグは3月10日に第3節が終了し、新スタジアムで好スタートを切ったサンフレッチェ広島が首位に立ち、柏レイソル、FC町田ゼルビアが同じ勝ち点「7」で上位につけている。そんななか、開幕3節終了時点の反則ポイントをJリーグが公開。圧倒的にクリーンなチームが際立つ数値となった。

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 Jリーグによると、反則ポイントは以下のとおりで、シーズンを通して集計される。

①退場1回につき3ポイントを加算する。
②同一試合における警告2回による退場も、1回につき3ポイントを加算する。上の表では「警告」2回、「警告2回による退場」1回と表示される。
②警告1回につき1ポイントを加算する。
④上記、②、③の警告のうち、「異議」「遅延行為」によるものについては、別途1ポイントを加算する。
⑤出場停止1試合につき3ポイントを加算する。
⑥大会の終盤で、残り試合数よりも出場停止試合数が多い場合は、出場停止試合数分をポイント加算する。
⑦ベンチにいる交代要員、またはチームスタッフに対する処分も、ポイント加算の対象とする。
⑧他大会の影響で出場できない試合については、ポイント加算しない。
⑨警告および退場がなかった試合1試合につき、3ポイントを減ずる。

 昨季は反則ポイント「-2」でセレッソ大阪がフェアプレー賞高円宮杯を受賞。唯一のマイナスポイントクラブで、フェアプレー賞受賞の条件である「1試合平均1ポイント以下」を大きく下回った。

 そんななか、新シーズンがスタートし、第3節を終了した時点で最もフェアプレー賞に近いのは、「-5」ポイントでアビスパ福岡となった。そのほかには、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪(第3節未消化)、C大阪が「-1」で続いている。

 一方で、ポイントを大きく重ねてしまったクラブがFC東京とFC町田ゼルビアで「13」ポイントとなっている。

 19年ぶりに連勝スタートのチームが不在で混戦が予想される今季のJ1リーグ。順位や、得点王争いに加えて、数値として可視化される反則ポイントも注目すべき1つのポイントになるかもしれない。

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