ノーインパクトに終わったミラン本田 欧州スカウティング社の総合評価で衝撃の「0ポイント」

本田0ポイント、新戦力デウロフェウは…

 一方、ドイツ強豪ヴォルフスブルクなども活用する大手スカウティング会社「インスタッツ」では、インデックスで本田は「0ポイント」という衝撃の評価だった。パスは3回中3回成功だが、前方へのパスはゼロ。ボールキープは2度成功とデータは記録したが、評価に値するものではなく、プレー時間自体も短かったのが影響したようだ。

 出場時間の長さと関係なく、パス成功率、攻守のチャレンジ、タックル、ドリブル、空中の成功率やプレーの総合評価でインデックスは算出されるため、13分間の出場だったデウロフェウは284ポイントという高評価を手にしている。

 ミランで最も高い評価を叩き出していたのはFWカルロス・バッカの312ポイントだった。

 ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は試合終了間際の10番投入策について、「中盤にクオリティの要素を持つ選手を入れたかった。そして、バランスを保ちたかったので、彼を選択することになった」と理由を説明していた。だが、本田はそのクオリティを証明する結果を3分間で残せなかった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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