「選手は落胆していた」 東京V城福監督、2試合連続の“勝ち点2ロス”を悔恨「悔しい」

東京Vを率いる城福監督【写真:徳原隆元】
東京Vを率いる城福監督【写真:徳原隆元】

後半44分に同点PKを決められ、1-1のドロー決着

 東京ヴェルディは3月3日、敵地埼玉スタジアムでのJ1リーグ第2節で浦和レッズと対戦。1点リードの後半44分に同点PKを決められ、1-1のドローに終わった。城福浩監督は試合後、「悔しい」と胸中を吐露している。

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 J1復帰を果たした東京Vは前半42分、FW木村勇大のゴールで開幕戦に続いて先制点を奪取。そのままリードを保ち、試合終盤を迎えた。

 しかし、後半43分、ゴール前に飛び込んだ浦和DF大畑歩夢に対して、東京VのDF山越康平が右足を出して倒してしまい、PKを献上。主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)と交信のうえPKを認め、これを浦和DFアレクサンダー・ショルツに決められ、後半44分の同点に追い付かれた。東京Vは開幕戦でも試合終盤にPKを献上して同点に追い付かれ、その後逆転負けを喫していた。

 城福監督は試合後のフラッシュインタビューで、「目の前から勝ち点3が滑り落ちた状況。選手は落胆していた。ただ、自分たちがこの2試合でやれたことがあるので、この悔しさを次につなげないといけない」と悔しさをにじませた。

「崩されたシーンはPKを与えてしまった直前くらい。あとは組織的に守れたと思う。守り切って失点ゼロで勝ち切る経験をさせてあげたかった。悔しいけど、しっかり検証しないといけない。クロスのボールに寄せられたのか、足を出す必要があったのか。選手はおそらくいっぱいいっぱいでやっていると思うので、もう少し最後で冷静にハードワークさせないといけない」

 東京Vはこの悔しさを金に、次節以降で2008年以来16シーズンぶりのJ1勝利を目指す。

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