北朝鮮監督が「成績不振で泣き崩れた」 日本戦後に謝罪…“号泣現場”海外熱視線

北朝鮮女子代表のリ・ユイル監督【写真:ロイター】
北朝鮮女子代表のリ・ユイル監督【写真:ロイター】

五輪出場逃し…北朝鮮監督が感情露わにした場面に海外注目

 女子サッカーのパリ五輪出場権を懸けたアジア最終予選の第2戦で、なでしこジャパン(日本女子代表)が北朝鮮女子を2-1で下し、五輪出場権を獲得した。試合後、敗れた北朝鮮のリ・ユイル監督が涙で謝罪した“号泣現場”に海外メディア上でも熱視線が注がれている。

 日本との一戦で敗れた試合後、リ・ユイル監督は会見に応じピッチ上のパフォーマンスに対しては「両チームが全力を尽くして大変すばらしい内容だった」と称えたが、「日本チームをかばうような判定が見受けられたのではないか」とジャッジに不服を示す姿があった。

 一方「声援を送ってくれた同胞のサポーターにいい結果をもたらすことができず、大変申し訳ない気持ちでいっぱい」と号泣しながら謝罪する一幕も。北朝鮮側ゴール裏スタンドに集結した約3000人の大応援団による声援を受けながらも惜敗した責任を強く受け止めた。

 リ・ユイル監督といえば、試合前日会見で国号を正確に呼ばなかった韓国記者の質問を拒否する振る舞いが大きくクローズアップ。試合後の会見でも韓国紙からの質問に対して、再び回答を拒否した行動に出たなか、この号泣場面にはメキシコメディア「tv azteca」でも熱視線が注がれた。

「北朝鮮女子サッカーチーム監督、成績不振で泣き崩れた」と見出しが打たれた記事では「北朝鮮女子サッカーチームの監督を務めるリ・ユイル氏は記者会見の途中で泣き崩れた。記者から北朝鮮ファンへのメッセージを聞かれ、涙を拭わなければならなかった」と報道。“謎”多き国とあって、感情を露わにした指揮官の姿は世界でも注目を浴びていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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