好調リバプールに懸念点…遠藤航&ヌニェスの累積警告に現地注目「回避可能」
遠藤は現在7枚
イングランド1部リバプールは現在リーグで首位を走っているものの、過密日程の中で負傷者が続出している。英地元紙「リバプール・エコー」は「ユルゲン・クロップに新たな懸念」として日本代表MF遠藤航とウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの累積警告を注視している。
リバプールは現地時間2月21日にプレミアリーグでルートン・タウンと戦い、中3日でチェルシーとのリーグカップ決勝、そして中2日でサウサンプトンとのFAカップ5回戦が控えている。
こうしたハードスケジュールのなかで負傷者は耐えない。GKアリソン・ベッカー、DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、MFドミニク・ソボスライ、MFカーティス・ジョーンズ、MFチアゴ・アルカンタラ、DFジョエル・マティプ、MFステファン・バイチェティッチ、FWディオゴ・ジョッタ、FWベン・ドークといった選手がピッチを離れている。
「リバプール・エコー」紙は「これまで4つの戦線(プレミアリーグ、リーグカップ、FAカップ、ヨーロッパリーグ)で素晴らしい結果を残しているリバプールにとって欠場者の増加はまさに最悪のタイミングだ」と負傷者続出の事態について言及。そのうえで「無用な出場停止で選手を欠く余裕はないが、レッズにはこれから訪れる重要な試合を欠場する可能性がある選手が2人いる」と指摘した。
それが遠藤とヌニェスの2人だ。プレミアリーグでは第32節までにイエローカードが累積で10枚に達すると、2試合の出場停止となる。
遠藤は出場した直近の3試合すべてで警告を受けており、累積警告は7枚。また、ヌニェスも累積警告8枚で、ともに出場停止が近づいている。同紙は「ヌニェスと遠藤の2人は今後数週間、より慎重にプレーしなければならない。リバプールは今季不運な負傷に見舞われているが、回避可能な出場停止は、特にクロップから、同情されることはないだろう」と累積警告による出場停止は避けなければならない事態だと強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)